“がん最前線2011”ウイルス療法

“がん最前線2011”ウイルス療法

ウイルスがガン治療に役立つ!

ウイルスがガン細胞を殺す?今までは放射線治療・化学療法・外科的手術がほとんどでした。
そもそもヘルペスウイルスとは?口唇ヘルペスはご存知ですか?
口に出来る水ぶくれ!これがヘルペスウイルスです。これを基にしてガン治療に役立たせましょうという考えです。
まずヘルペスウイルスには80以上の遺伝子があります。
そしてヘルペスウイルスには体内の免疫から逃れる遺伝子を複数持っている。
その遺伝子を改変することで病原体をコントロールすることが出来る。
コントロールしたウイルスを使ってガン治療に利用することが進んでいるそうです。
ヘルペスウイルスの遺伝子にはガンマ45・ICP6・アルファー47の遺伝子がありこれを基に臨床試験が行われている。
この3つの遺伝子を働かないようにするとがん細胞だけが増える。だがウイルスが感染してもがん細胞が自滅することがない!
ウイルスはがん細胞の中で増殖してやがてがん細胞を殺す。そして周りのがん細胞にも増殖して次々とがん細胞を殺す。
icp6hはウイルスが増殖するときにDNA構成に必要なタンパク質を作る。
G47デルタは細胞の外に出さない働きがある。またウイルス特有のタンパク質があらわれて免疫細胞が攻撃する働きがある。
この臨床実験は第1相の段階で安全性を見てる段階であり実用化には至ってない、だが各国々は第三相の段階でイギリス・アメリカ
ヨーロッパは進んでいる。だが既に中国はアデノウイルスH101で製品化されている。
中国国内のみ使えるそうです。
日本は安全性重視であり今は脳腫瘍のがん細胞にG47デルタを投与して50時間後にがん細胞が自滅できた段階で実用には至ってないが
沢山の研究をしてるそうです。
早く世界のみなさんに喜んで救える薬が出来るといいと願ってます。
11月17日中国の食品医薬品局がアデノウィルスH101(Shanghai Sunway Biotech Co.社)を進行したステージの鼻咽頭癌治療に承認した。H101は、E1B-55kD遺伝子を除去した組み換えタイプ5アデノウィルスで、腫瘍に直接投与する。正常細胞には影響をきたさず、選択的にp53遺伝子変異のある腫瘍細胞を複製、溶解する。H101は中国での第3相多施設ランダム化試験で、フルオロウラシル+シスプラチン療法に比べ、全奏効率が27%アップした。副作用は発熱、注射部位の反応、インフルエンザ様の症状である。

東京大学医学部付属病院トランスレーショナルリサーチセンター副センター長の藤堂具紀氏は8月10日、再発した膠芽腫の患者を対象に、がん治療用ヘルペスウイルス「G47デルタ」のフェーズ1/2試験(臨床研究)を開始すると発表した。

G47デルタは、口唇ヘルペスのウイルスである単純ヘルペスウイルス1型に、人工的に三つの変異を起こしたもの。正常細胞を傷つけることなく癌細胞の中だけで増殖し、癌細胞を次々に破壊する。

試験の対象となる患者の選択基準は、既に手術を受けていて、病理診断で膠芽腫と診断されていること、放射線治療後に腫瘍が再発、あるいは放射線治療中の腫瘍が増大していること、病変はMRI造影で1cm以上、一つだけであることなど。

用量は3例ずつ3段階で増量し、最大投与量でさらに12例、合計21例に行う。評価期間は投与後3カ月。被験者の登録は8月下旬を予定している。詳しくは同病院トランスレーショナルリサーチセンターのホームページ参照。

再発した膠芽腫には確立した治療法はなく、再発後の生存期間は5~9カ月とされる。5年生存率は、過去40年間ほぼ変わらず低い。

2012年03月05日