2010年04月の記事一覧

「腎臓をいたわるための10ヶ条」

末期の腎不全で透析が必要になる人は現在27万人を超えていて、
透析予備軍と言える人は1300万人以上いるという統計もあります。

順天堂大学医学部腎臓内科教授の富野康日己教授は
「腎臓をいたわるための10ヶ条」を提唱しています。

その10ヶ条は、以下のとおりです。

タグ

透析と腎移植の違い

この記事は、アメブロのある看護士様が記事投稿された文面から掲載させて頂きました。

腎移植と透析の違い

腎移植が成功すると、透析を受けていた時とは比較にならないくらいの恩恵があります。

・日々の食事や水分摂取の厳しい制限から開放される
・週2~3回数時間に及ぶ透析のための通院が不要となる
・自由に旅行や移動が可能になる
・長年の透析治療でも防ぎきれない循環器、骨、内臓などの様々な合併症の進行も止まり、時には改善
・女性にとっては妊娠出産の可能性が飛躍的に向上
・医療費の点でも比較にならないくらい軽減
平均的な経過をたどっている腎移植患者さんでも一人当たり1千万円以上もの医療費が節約

透析は年間500万かかるが、腎移植は1年目は手術があるため3ー400万円かかるが、それ以後は免疫抑制剤の投与のみなので、医療費が大幅に低くなる。また、透析治療に比べ、移植患者は合併症が少ないため、術後の医療費の節約もできる(透析は年数が伸びれば合併症が増える)

このように、腎移植は透析に比べてはるかに優れた治療であり、現時点では唯一の根治治療。透析は対症療法でしかない。透析は尿毒を10%しか取れないため、長年の間に毒素がたまり、合併症が発症する。辛い通院も時間の拘束も透析での体調の苦しさも厳しい食事や水分の制限があるなど苦行を強いらたり、社会生活にも障害が出るが、腎移植の場合は100%腎機能が復活するため、健常人に近い生活が可能となる。

腎移植は医療技術としても既に20年以上経っており、諸外国にひけをとらない成績で、日本の術後ケアの技術は世界最高といわれているそうです。

わが国の慢性透析患者数は26万人に達しさらに毎年3万人以上が新規に導入され、これに対して、唯一の根治的治療法である腎移植数は年間わずか1000件程度。しかもその多くが生体間の移植で、死後の提供による献腎移植は100件前後。日本臓器移植ネットワ-クに登録している待機患者数は1万人以上。

脳死移植が実現した今日でも、我が国の移植医療に最も不足しているのは提供者数が少ないことと言えるでしょう。みなさんはドナーカード(臓器提供意思表示カード)でご自分の意思を表示してらっしゃいますでしょうか?イエスでもノーでも。

新しい取り組みをされており、腎移植の成績が安定しているとは言ってもより良い成績を目指した研究と研鑚が行われています。
腎移殖では、より正確で効率の良い組織適合性(HLA)検査や提供腎摘出技術の開発改良が必要であり、生体腎移植ではより負担のない手術方法の開発により提供者、受腎者ともに移殖が受けられる可能性の拡大に取り組むことが求められています。提供者の身体的精神的負担の少ない技術も開発されてきています。

タグ